飯坂旅行

2017年2月2日,空間建築班では春休みを利用して,日々の疲れをとるために飯坂温泉へ旅行してきました。当日,飯坂は大雪であったため当初の旅程を縮め,午前は温泉につかり,午後は旧堀切邸を見学して解散となりました。

飯坂町に行くことで,福島県の大学に通う学生として少しでも福島について興味を持ってもらえたかと思います。

旧堀切邸について

江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家を補修,復元,一部新築により整備し,飯坂温泉の観光交流拠点として平成22年5月に開館しました。1775(安永4)年建築の県内で現存する最大で最古の土蔵「十間蔵」や近代和風住宅の「主屋」など,歴史的価値の高い建物が現存します。当時からあった建物は,「表門」「主屋」「十間蔵」「井戸小屋」などで,ほかの建物は新築となっていて,主屋に隣接する「新蔵」「中の蔵」「道具蔵」には展示スペースもあり,文化伝承の場となっています。新築の建物では,堀切家を紹介するビデオコーナーや観光案内スペースの「離れ」,イベントなどで使用できる「下蔵」などがあります。現在の姿は鈴木設計によって再整備されたものです。 

所在地 福島市飯坂町字東滝ノ町16
敷地面積 約4,000㎡(約1,230坪) 
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