防災学習会~建築学生の観点から~

主催者である「わいわい夢工房“防災カフェ”プロジェクト」様から依頼を受け,私達建築研究会災害対策研究班が講師を務めた「防災学習会〜建築学生の観点から〜」が新潟市にある東区プラザで開催されました。

本企画の主な内容としては,東日本大震災により被災した福島県南相馬市小高区と郡山市内での活動成果,私達災害対策研究班についての展示と発表です。当日の発表形式は,模型や制作資料の展示に加え,パネルディスカッション,1/1模型による避難生活の再現などを行いました。ご来場いただいたお客様にはアンケート調査にご協力いただきました。アンケート調査結果からは,放射能に関する問題提起などのご指摘,ご意見を頂きまして,福島で学ぶこと,災害を扱うことについて改めて考えさせられるとても貴重な機会になりました。

今回の企画の開催にあたり,一般市民の方々に加え,大学の教授や市議会議員など,総勢約60名の方々にご来場をいただいたことにつきまして,この場を借りて感謝申し上げます。以下に防災学習会で行った発表,展示プログラムを記載します。

発表プログラム

発表プログラムの様子

災害対策研究班の概要 後藤寛尚
地域防災グループ 後藤寛尚
復興デザイングループ 今泉康平
住環境グループ 小澤巧

展示プログラム

日本大学工学部建築研究会
01建築研究会のあらまし
02班活動

災害対策研究班
03班内の3グループ
04DRMのこれまで

来場者と対話型の展示解説が行われた

05本日のメンバー紹介

復興デザイングループ
「福島県浜通りの復興の諸相」
06復興デザインとは
07福島県南相馬市小高区
08小高復興デザインセンター
09小高区の復興の取り組み
10南相馬市小高区浦尻行政区の現状
11URAJIRI CAMP
12浦尻住民の動きと地形模型
13復興デザイングループの今後の展開
14逃げ地図
15子どものためのワークショップ
地域防災グループ
16防災まち歩き
17地域防災模型プロジェクションマッピング
住環境グループ
「時間軸と空間軸で考える避難所運営」
18避難所調査研究のアウトライン
19ビッグパレットを中心とした避難施設の比較
20ビッグパレットのボリュームスタディ
21建築家による住環境向上の試み
22避難所で使えるかもしれない身の回りのモノ
23避難所の再現空間スタディ

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