復興デザイングループで福島県双葉町「だるま市」を見学しました

1月6日(土)にいわき市南台応急仮設住宅イベント広場にて開催された双葉町ダルマ市の見学を行いました。

双葉町は現在、原発事故の影響で立ち入ることが出来ませんが、このダルマ市ではそうした双葉町の行事に参加できる数少ない機会でした。

ダルマ市は1月6日(土)と1月7日(日)の2日間開催され、 1日目には奉納神楽や子供神輿が行われました。

ダルマ市でダルマを売るだけでなく、ダルマの絵付け体験なども行われていました。

巨大ダルマ引きでは、多くの人が東と西に別れて競い合い、東が勝てば「家内安全、商売繁盛」、西が勝てば「無病息災、身体堅固」に恵まれ、どちらが勝ってもおめでたい1年になるそうです。

今年は東が勝ったので、「家内安全・商売繁盛」の1年になると思われます。

双葉町ダルマ市をこの会場で行うのは今年が最後です。ですが、その理由は仮設住宅の住民が転居が進んだことによるためです。

このようなことから、復興が進んでいると実感することが出来る活動でした。

The following two tabs change content below.
今泉 康平
第65期建築研究会会長
神奈川県鎌倉市出身。建築学科3年。 第65期会長